交通計画系
未来の交通を都市やまちというキャンバスに描こう!
私たちの生活に欠かせない交通システムは、先人の技術者が『未来の交通』を思い計画されてきたものであり、私たちはその利便性を享受しています。
私たちが次の未来を描くために必要な、道路、鉄道、物流などの交通システム全般の計画に関わる専門知識を習得するための教育と研究を行っています。
さらには、自動運転、ICTなど新たな情報通信技術にも力を入れています。
交通計画系では、活力ある国土・地域づくりのために交通をマネジメントし、道路上の安全性と円滑性を高めるための研究や、都市交通管理や地区交通計画、さらには海外の都市交通計画などから、人や物の移動をよりよくするための研究・教育を行っています。
- Pick up!
研究紹介 - 交通計画系の研究の一部を紹介します。
東日本大震災発災後の救援ヘリ等航空機の主な動き
自然災害に強い空港づくりに貢献するために、東日本大震災(2011年)以降、災害と空港に関する研究を進めてきました。この研究は、災害時に救助救援活動の拠点となる空港の機能をいかんなく発揮することを目指したものです。
災害対応としての空港のあり方、空港管理者と救援救助活動を行う各機関、自治体や病院などの組織との連携の重要性、災害時運用の訓練の重要性などについて提言することもできました。
アプリを核とした交通情報の統合
多くの新興国では都市鉄道などの公共交通は十分なネットワークを有しておらず、出発地から最寄り駅まで、到着駅から目的地までの交通手段を有機的に考えなければ、移動が難しい側面があります。そこで活躍することができるのが、スマートフォンアプリです。しかし、アプリを構築するだけでは意味がありません。交通情報を収集したり、既存の情報と統合したりしなければなりません。
また、情報の提供の仕方等も工夫しなければなりません。プロジェクトでは、インドのアーメダバード市を対象に、マルチモーダルな交通情報の収集から提供に至るスマートフォンアプリの開発・提供を進めています。
- 教授
石坂 哲宏 - 博士(工学)
- 【 交通工学・情報工学 】
- 教授
小早川 悟 - 博士(工学)
- 【 地区交通計画・物流 】
- 教授
轟 朝幸 - 博士(工学)
- 【 交通計画・地域計画 】
- 教授
福田 敦 - 工学博士
- 【 交通計画・国際開発 】
- 准教授
吉岡 慶祐 - 博士(工学)
- 【 交通工学 】
- 助教
青山 恵里 - 博士(工学)
- 【 交通工学 】
交通容量、信号交差点、幹線道路、道路構造、交通シミュレーション